配偶者控除

配偶者控除とは?かなりわかりやすく説明【103万超えたら税金増えます】

配偶者控除

こんにちは、てんころパパです。

いきなりですが『配偶者控除』ってわかりにくいですよね?

検索で「配偶者控除 わかりやすく」と調べても、今でこそ理解できるようになりましたが、最初の頃はちんぷんかんぷんでした…

なぜ「わかりやすく」と調べているのに、わかりにくいのかなと思っていたのですが、勉強するうちに理由が見えてきました。

それはそもそも税金の話って使っている言葉自体がわかりにくいんだと。

『配偶者』とか『控除』とか…

言葉の意味が理解できれば、そんなに難しいことではないということに気がつきました!

 

ですので、この記事では『配偶者控除』に関して、言葉を理解しやすい置き換えながら、かなりわかりやすく説明していきます。

 

【結論】配偶者控除すれば税金が安くなる

まず先に結論から述べると、『配偶者控除』は配偶者が年収103万以下だと、税金が安くなります。

年収500万円の人だと、『配偶者控除』している人と『配偶者控除』していない人で、税金を支払う額は約7万円ほど変わります。

さてここから、かなりわかりやすく説明していきます。

 

配偶者控除【言葉の意味を理解する】

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まずは『配偶者控除』の言葉を理解していきましょう。

『配偶者』と『控除』に分けて考えるといいかと思います。

 

配偶者とは?

『配偶者』とは結婚している相手のことを言います。

夫から見た妻、妻から見た夫が配偶者となります。

例えば妻がはじめましての知り合いに挨拶するときに、「妻のはるです」ではなく「配偶者のはるです」でも間違ってはいません。(かなりおかしいですが笑)

 

あと余談ですが、税法上と社会保険上で『配偶者』の定義が違いますが、そういう話を始めると長くなってしまうので、ここではかなりわかりやすくを優先して説明していきます。

 

控除とは?

『控除』は引くものだと思ってください。

ここでは『税金の対象になる金額』から引いてくれるものだと考えてください。

 

配偶者控除とは?

ですので、『配偶者控除』とは、

結婚している相手がいて、ある要件を満たしていると、税金の対象になる金額から引いてくれるので、税金が少し安くなり、手取りが増えますよーということです。

『要件』とかでてきましたが、そこを噛み砕いて説明します。

 

配偶者控除できる要件

リスト

『配偶者控除』するためには自分と結婚している相手にある要件があります。

それは

  1. 一緒に暮らしていること(単身赴任でも大丈夫)
  2. 結婚している相手が年収103万以下
  3. 自分の年収が1195万円以下

です。

かなり噛み砕きましたが、①とかを国税庁の説明を見ると、

民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません。)、納税者と生計を一にしていること。

えっ…

ですよね。

なので、かなりわかりやすくするために大枠を理解し、さらに細部を理解したい方は国税庁の内容は確認いただけると良いかと思います。

 

具体的にモデルケースで説明します

ファミリー

これまで説明してきたことをモデルケースの家庭を作って説明していきます。

 

例①配偶者控除ができる家庭

てんころパパ:会社員。年収500万。

てんころママ:パート。年収100万。

2人は仲良く暮らしています。

 

この家庭が払う税金はなんと…

458,600円!!

 

てんころママは年収が103万以下なので、税金は0円です。

なぜ0円なのかその理由を知りたい方はこちらをご確認ください。

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例②配偶者控除ができない家庭

てんころパパ:年収500万

てんころママ:年収210万

先ほどよりてんころママの収入が増えて倍近くになりました。

 

さて、この家庭が払う税金は…

675,300円!!

 

内訳は

てんころパパ:530,400円

てんころママ:144,900円

てんころパパが年収は同じなのに、先ほどよりも71,800円税金を払うことになっています…

 

このように配偶者が103万以下の場合、配偶者控除によって、税金を抑えることができます。

 

税金を抑えることで手取り額が増えることではありません

NO

税金を多く払ったからといっても、手取り額は断然年収が高い方がもらえるので、税金を抑えることがすべて手取り額アップにつながるわけではないので、ご注意してくださいね。

 

もっと詳しく知りたい方は

いかがでしたでしょうか?

今回はかなりわかりやすくを優先したので、自営業ではなく、給与所得者に絞って話しました。また、所得税や住民税、復興特別税がいくらずつなのかや配偶者特別控除については触れないようにしました。(わかりにくい言葉だらけ…笑)

また最後の税金計算も社会保険料控除や生命保険控除など、他の控除は計算にいれていないので、実際にはもう少し税金や安いです。

 

なので、詳しく知りたい方は合わせて国税庁のホームページを確認するようにしてください。

 

配偶者控除ってこういうものなんだなっていうのが理解してもらえたら嬉しいです。

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